スムーズに相続を行うための対策│大阪府枚方市の司法書士事務所、こじま合同事務所では、不動産登記・会社設立をはじめとして相続・遺言・成年後見など多分野にわたる問題を解決いたします。

スムーズに相続を行うための対策

残された妻や子どもが困らないように、財産を残しておきたいと考える方は多くいらっしゃいます。
しかし、被相続人の最終意思が分からない場合、家族のために残した遺産によって、仲の良かった家族がバラバラになってしまうことは少なくありません。遺産相続のトラブルを防ぐために生前にきちんと遺産分割するかを指示した遺言書を用意しておくことが大切です。

戸籍謄本を用意しておく

相続を分割する際には、相続人全員の出席が欠かせない遺産協議が行われることがあります。
しかし、まれに被相続人が婚姻を複数回行ったなど、家族が相続人を把握しきれていないケースがあります。
生まれてからこれまでに住居したところの戸籍謄本を用意することで、相続人を正確に把握することができます。

できるだけ公平な遺産相続を心掛ける

偏った遺産相続はトラブルの原因となることが多いので注意しましょう。多めに配分されたことで、思わぬトラブルに合ってしまう相続人は少なくありません。相続に伴う不公平感を失くす対策として、相続税対策のほか、生前贈与や生命保険の受取人の指定、不動産の代償分割などがあります。

できるだけ公平な遺産相続を心掛けるようにすることをおすすめします。遺言書は相続において最も優先されるものです。口頭で残すというのは「言った、言わない」または聞いてないというトラブルを起こすだけです。